アンチエイジング効果

昨今、日本でもアンチエイジングという言葉が大分浸透してきました。
アンチエイジングは、正しくはアンチ・エイジング・メディケーション(Anti-Aging Medication)といいます。日本語に訳すと「抗加齢療法」。

このアンチエイジング、加齢と共に生じる老化現象を食生活や運動・サプリメントなどによって予防し、実際の年齢よりも心身共に若く保つことを目標とする療。
医学的には比較的新しい分野ですが(医療)としてのアンチエイジング(抗加齢医学)というものが最近注目されつつあります。
医学・医療というと、病気や病人を治すためのものと考えられがちです。実際20世紀までは医学の対象は人間の「病気」、「疾患」に対する科学的アプローチでありました。ところが、ここにきてそれが変わってきたのです。これまで、生物としての人間にとって「老化」して「死」を迎えることは生理学的に不可避であるとされていたのが、現代医学によってこの「老化」や「加齢」のメカニズムが段々と解明されてきました。そしてついには医学の力で「老化」のスピードを遅らせるということが現実的になってきたわけです。アンチエイジング医学の対象は「病気」ではなく、「老化」も含めた「健康」状態のレベルアップなのです。

アンチエイジングは単なる見た目の“若返り”を主とした美容的なものだけではなく、体の内側からのアプローチを意識し実践することで、
「健康長寿」を目指すということでもあります。美容的なアンチエイジングだけでは、それは“張りぼて”アンチエイジングと言われても仕方ありません。

海外のアンチエイジングの特徴を大きく分けると、ヨーロッパ、アメリカとがあります。
ヨーロッパは外見の若返りを重視するのに対して、アメリカのアンチエイジングは体の中の若返り,つまりは内科的若返りを重視しています。

ヨーロッパでのアンチエイジングは、外見のシミ、シワなどを取り除く機械が豊富にあり、軍事目的に開発されたレーザーなどを利用し医療の発展に大いに役立っている。
また、ハーブなどを用いたフィトセラピーなどの民間療法もさかんに行われています。

一方のアメリカでは、内科的なアンチエイジングが主流が流行で、何を食べるか、どのように食事をするか、ビタミンCやコラーゲンなど体内からのアンチエイジング効果が

期待されています。上級編になると栄養療法による点滴注射や体内毒素排泄のキレーション治療を行っています。









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